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MTV映画賞のニュース
アメリカのユニーク映画祭「MTVムービー・アワード」
2005年/作品賞「ナポレオン・ダイナマイト」
米ケーブルテレビ局のMTVが毎年開催しているユニークな映画祭「2005MTVムービー・アワード」の授賞式が2005年6月4日(日本時間5日)、米ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われた。
最優秀悪役賞や最優秀キスシーン賞などユニークな賞が注目される同映画祭。2005年は、最優秀作品賞にジャレッド・ヘス監督(25)の初監督作品「ナポレオン・ダイナマイト」、最優秀男優賞にマーティン・スコセッシ監督(62)の「アビエイター」に主演したレオナルド・ディカプリオさん(30)、最優秀女優賞には「ミーン・ガールズ」のリンジー・ローハンさん(18)が選ばれた。授賞式の模様は、日本でも6月12日午後10時からMTVで2時間にわたって放送される予定だ。
最優秀悪役賞やキスシーン賞も
USA TODAYによると、授賞式では女優のニコール・キッドマンさん(37)もプレゼンターを務めたが、元夫の俳優トム・クルーズさん(42)と、新恋人の女優ケイティ・ホームズさん(26)を避けるかのように、さっさと会場を後にしたという。
噂のカップルも
クルーズさんとホームズさんは一緒にプレゼンターを務め、楽屋ではクルーズさんがホームズさんの手を握りしめる光景もみられた。一部では、クルーズさん主演の新作「宇宙戦争」と、ホームズさんの新作「バットマン ビギンズ」の宣伝効果を狙った見せかけのカップルという見方もあり、俳優のアンディー・ディックさん(39)は、「お互い一人でも十分に宣伝できるだろうに」と、冗談を飛ばしていた。
芸能誌「Usウイークリー」は、クルーズさんがやはり新作の公開を控えていたジェシカ・アルバさん(24)も相手に考えていたと報じたが、アルバさんは、「ばかばかしい。トムとは会ったことあるし、素晴らしい男性で、才能あふれるプロデューサーよ」と一笑に付した。
リンジー・ローハンが「ミーン・ガールズ」で最優秀女優賞
以前よりほっそりしたアイドル女優のリンジー・ローハンさんは、あこがれのサンドラ・ブロックさん(40)と対面し、興奮のあまり、「彼女に夢中なのよ」と絶叫。ローハンさんは先日、自身のベンツに芸能カメラマンが追突する事故に遭っており、ブロックさんは、「無事かどうか確認したかった」と、ローハンさんを気づかった。
ブレックファスト・クラブ20周年
1980年代のジョン・ヒューズ監督(55)の青春映画「ブレックファスト・クラブ」の20周年を記念して、出演者が全員集合する企画もあった。エミリオ・エステベスさん(43)は姿をみせず、モリー・リングウォルドさん(37)、アリー・シーディさん(42)、アンソニー・マイケル・ホールさん(37)、ジャッド・ネルソンさん(45)らが出席した。
レイチェル・マクアダムスが新人女優賞ノミネート
ローハンさんが主演した「ミーン・ガールズ」は、ローハンさんの最優秀主演女優賞のほか、最優秀共演(チーム)賞、レイチェル・マクアダムスさん(28)の最優秀新人部門女優賞、最優秀悪役賞と、最多四部門にノミネートされた。
ローハンさんは両親の仕事でアフリカ暮らしが長く、16歳で初めて学校に入学し、今どきの高校生活に戸惑うケイティ役。マクアダムスさんは、高校の女王様的存在、レジーナを熱演した。
米国では2004年4月に公開され、全米興行収入は8600万ドル(約93億円)と、年間の興行収入ランキングの26位にランクインしている。
異例のロングラン
一方、作品賞を獲得した「ナポレオン・ダイナマイト」は2004年6月に米国で公開され、異例のロングランをみせた。草原と牛しかいない米アイダホの田舎に住む高校生、ナポレオン・ダイナマイトの日常を描いたギャグ満載の作品。
40万ドル(約4300万円)という低い制作費ながら、約4400万ドル(約47億円)もの興行収入を稼ぎ、一躍、話題作となった。
サターンSF映画賞
サターンSF映画賞は、SF(サイエンス・フィクション)作品を対象にしたアメリカの映画賞です。
SF関連の映画賞では最も権威のある賞の一つとされます。
サターン賞は、アカデミー賞などの伝統的なアワードでは評価されにくいSFやホラー作品の優れた作品を称えるために、1972年に創設されました。
このうち、SF映画賞は、第1回目から「ホラー映画賞」と並ぶ主力部門として毎年選考が行われています。
毎年、ノミネートは2月ごろ発表され、受賞作は6月ごろ発表されます。
選考方法は、アカデミー賞などと同じように、専門家らで構成する会員の投票です。
<作品賞>
年 |
受賞 |
ノミネート |
2018 |
「ブレードランナー 2049」 |
- 「エイリアン:コヴェナント」
- 「ライフ」
- 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
- 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」
- 「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」
|
2017 |
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 |
- 「メッセージ」
- 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
- 「ミッドナイト・スペシャル」
- 「パッセンジャー」
- 「スター・トレック BEYOND」
|
2016 |
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」 |
- 「エクス・マキナ」
- 「ジュラシック・ワールド」
- 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
- 「オデッセイ」
- 「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
|
2015 |
「インターステラー」 |
- 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
- 「ゴジラ」
- 「ハンガー・ゲーム ファイナル:レジスタンス」
- 「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
- 「ゼロの未来」
|
2014 |
「ゼロ・グラビティ」 |
- 「エンダーのゲーム」
- 「ハンガー・ゲーム2」
- 「パシフィック・リム」
- 「リディック:ギャラクシー・バトル」
- 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
|
2013 |
「アベンジャーズ」 |
- 「クロニクル」
- 「クラウド アトラス」
- 「ハンガー・ゲーム」
- 「ルーパー」
- 「プロメテウス」
|
2012 |
「猿の惑星:創世記」 |
- 「アジャストメント」
- 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
- 「リミットレス」
- 「スーパーエイト」
- 「エックスメン:ファースト・ジェネレーション」
|
2011 |
「インセプション」 |
- 「ヒア アフター」
- 「アイアンマン2」
- 「わたしを離さないで」
- 「スプライス」
- 「トロン:レガシー」
|
2010 |
「アバター」 |
- 「ザ・ウォーカー」
- 「ノウイング」
- 「月に囚われた男」
- 「スター・トレック」
- 「トランスフォーマー: リベンジ」
- 「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」
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